第26回国際平和ポスター・コンテスト

テーマ「Our World,Our Future」(私たちの世界、私たちの未来)

■クラブ審査
 平成25年9月19日(木)、グランドプリンスホテル京都の「ロイヤルルーム」に、地元8校の小学校より提出された485枚の応募作品が所狭しと並べられた中、335-C地区審査に提出する13枚を選定するポスターのクラブ審査が行われました。
 例年通り、公益社団法人日本図案家協会名誉会員で日図デザイン博物館館長の髙谷信夫先生から審査の心得を伺った後、髙谷先生とL8名の合計9名が1人5枚ずつ、合計45枚を選びました。
 髙谷先生の審査の心得のひとつに「子供の素直さを受け止める」という選定ポイントがあり、参加メンバーは真剣そのものでした。そして、選定された45枚のポスターより、クラブ審査の会長賞から努力賞までの13作品を投票により選定しました。
 髙谷先生から「今年の作品のレベルは全体的に底上げされ、平均的に向上している」と、作品講評がありました。確かに、過去の国際審査入賞作品等と比較すると多少は見劣りするかもしれませんが、子供たちの「真剣さ」を目の当たりにできた瞬間だったと思います。
 地域社会に根ざしたアクティビティとしてクラブが存続する限りは、継続の必要なアクティビティのひとつであることを体感した瞬間でもあったと思います。

(広報委員長 須野原修二)

■クラブ表彰式
 「第26回国際平和ポスター・コンテスト」のクラブ表彰式を平成25年10月5日(土)、午後2時よりグランドプリンスホテル京都「ロイヤルルーム」で開催しました。
 児童13名、家族18名、教師8名が出席、来賓として日図デザイン博物館・館長の髙谷信夫様、3R1Zゾーン・チェアパーソンL神﨑 守、地区PR情報・IT委員長L石田とし子にご臨席いただきました。
 各賞ごとに賞状と副賞を授与した後に、入賞児童は各自の作品説明を行い、髙谷先生に作品講評をしていただきました。

■作品講評
 京都洛北ライオンズクラブの主力継続事業の1つとして、毎年実施されている「国際平和ポスター・コンテスト」は、私にとりましても新しい子どもたちの作品に触れることのできるこの上ない喜びと楽しみであります。この国際平和ポスター・コンテストの事業は、素晴らしく上手に描けた作品を選ぶことも重要ではありますが、それ以上に世界の同年輩の子どもたちが、同じ時期に、世界平和という同じテーマについて考え、ポスターの作品創りに励むことが一番大切なことと考えております。
 各ライオンズクラブで行われる作品審査は、世界一の「最優秀賞」を決定するための第1ハードルであります。クラブ審査→地区審査→複合地区審査→国際審査へと進み、第4ハードルで世界中の約40万点の作品の頂点となります。
 昨年度の第25回ポスター・コンテストの国際審査では日本より「優秀賞」が2点も選出されており、しかもその内の1点は滋賀県甲賀市の小学校6年生の作品です。京都洛北ライオンズクラブにご協力いただいております参加8校の子どもたちにも決して夢で終わることではありません。
私は今回のポスター審査に携わり、潜在能力“ポテンシャル”を感じさせる作品に触れることもできました。今後、直接指導するようなことはできませんが、いずれまた作品に巡り合えればと思っています。
 今年度のクラブ入賞作品の中から地区審査での上位入賞を祈念いたし、京都洛北ライオンズクラブのこの事業に対する熱意に敬意を表します。

公益社団法人日本図案家協会 名誉会員理事      
日図デザイン博物館 館長 特別審査委員長  髙谷信夫

会長賞  岩倉南小6年 好本陽香
特別審査委員長賞 上賀茂小6年 西 龍一朗