京都洛北ライオンズクラブ杯 第3回スクエアボッチャ大会

2月11日の建国記念日、京都市障害者スポーツセンターに於いて第3回スクエアボッチャ大会が開催された。今回より我がクラブが支援することになり京都洛北ライオンズクラブ杯と冠をつけての実施となった。コロナ感染のまん延防止等重点措置期間中で、開催されるのか、延期になるのか直前まで気をもんでいたのだが、人数は最小限に抑え、見学者等も無しという規模を縮小した形での開催となった。我がクラブからも参加希望を募ったところ10名の申し出があったのだが6名に絞っての参加ということになった(実際には前日欠席連絡がありL野村・L松本・L廣瀬・L岡村(秀)・AST小倉での5名で参加)。メンバーは会場に入る前に念のためコロナの抗原検査を自主的に行った後に会場に入った。コロナ対策のため開会式は無しということではあったが、当クラブにお気遣い頂き、洛北ライオンズクラブからスポーツセンターに寄贈する横断幕やボールの贈呈式が執り行われ、野村会長から加藤博史理事長(今大会の名誉会長)へ目録の贈呈が行われ、野村会長も挨拶を述べられた。写真でお分かりのように大会の大横断幕と練習会用の小さめの幕2枚はすでに今大会で使って頂いた。

今回の参加チームは我がクラブチームを入れて計8チーム39名であり、4チームごと2コートに分かれての予選、その中の上位2チームによる決勝戦(順位決定戦)となった。スクエアボッチャは昨年度(2020年11月)にスポーツセンターの方に例会へお越しいただいて、少しではあるが実際にプレイした経験があるのだが日がたっているせいかルールもうろ覚えで不安であったが、贈呈式の後にビデオによる説明があったのと各コートに付く審判(スポーツセンターの方)の丁寧な指導によりスムーズにプレイに入ることができた。予選では我がクラブチームは好プレイ続出、1位で勝ち抜け次に進むことができたが決勝戦ではさすがに強いチームに屈し2位という結果となった。チームとしての我がクラブの参加はあくまでゲスト的、賑やかし的なものと自覚はしていたもののいざゲームに入るとつい力がこもってしまい真剣に勝ちを狙う自分たちに気が付くメンバー一同であった。一つの試合が約40分、二試合はあっという間に終わってしまい16時に大会は終了となった。

このスクエアボッチャはボッチャというパラリンピック正式種目競技を京都市障害者スポーツセンターの職員さんがアレンジしてより親しみやすくしたものであり近年認知度がどんどん上がっているようである。今年の大会はコロナ禍のせいで盛大に賑やかにという訳にはいかなかったが来年以降のさらなる発展のための第一歩として評価できる取り組みであったと思っている次第である。幹事 L岡村 秀一

パラリンピックの正式種目であるボッチャはヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、東京パラリンピック大会で日本はボッチャ団体で銅メダルを獲得されました。
そのボッチャを京都市障害者スポーツセンターの職員の方々が障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるように考案された競技が「スクエアボッチャ」です。京都市民スポーツフェスティバルやさまざまなところで体験会を実施、全国への普及に向けた取り組みを始められておられます。