岩倉一周ハイキングコース山岳ルート救助用標識看板設置」

岩倉一周ハイキングコース  山岳ルートへの遭難救助用標識看板設置事業

<看板設置の経過>
平成 22 年の CN45周年から始めた継続アクティビティである、“京都洛北の山並みハイキングコースへの遭難救助用標識設置事業”の継続アクト。
大原からスタートし、静原、鞍馬、岩倉北、八瀬、広河原へと続き、今回は洛北岩倉西側の山岳コースへの看板設置。今回の設置で、岩倉地域の山岳ハイキングコース一周の標識が完成する事になります。途中、平成 29 年には 3R1Z の合同アクティビティとして、右京区愛宕山へ10本の地図入り看板を設置しましたが、今回の設置を含めると合計で285本の遭難救助用標識看板を寄贈したことになります。
地域の消防関係者、警察関係者、地方自治関係者からも大変喜んでいただき、関係機関から表彰を受けるアクティビティへと成長しました。 昔の事業規模の様に大金をかけたものと違い、地域社会に溶け込んだ今のクラブ規模に合った、云わば“身の丈に合ったアクティビティ”であるとも感じています。

<今回の建植式=総勢17人での設置作業>
昼前に、岩倉山岳の佛教大学グランド横に集合し、今回の1本目の設置場所である「市原別れ」(岩倉山岳の繁見峠から、木野愛宕神社に向かう分かれ道)に向かいました。前回の岩倉北地域への設置とは違い、比較的緩やかな道で、汗をかく事もなく目的地までは、徒歩約20分で到着しました。
岩倉明徳分団の石井分団長の司会により、安馬岩倉自治連合会連絡協議会会長の挨拶に続き、当クラブはL山本が代表で挨拶を行い、建植式がはじまりました。最初はやや駆逐しかかった古い木製看板の除去作業、駆逐しかかっているためか消防団員がいとも簡単に除去しました。続いて今回寄贈した看板の設置。木製看板のあった場所をやや深めに穴を掘り、今回寄贈した看板の設置。
自然と看板が固まる様に、看板と看板の穴の隙間にコンクリートの粉を注ぎ込む手法。左官業であるL山本の指導もあり、コンクリートの量を多めに増やし、作業は完了。

<最後は“山弁当”で>
約1時間程の建植作業でしたが、参加の皆さんは、終始笑顔を絶やすことなく作業を済ませました。今回も大原名物の“山弁当”をたいらげ、解散しました。

建植式参加人数 合計17名。
・岩倉明徳分団 6名
・岩倉北分団 1名
・岩倉南分団 3名
・岩倉自治連合会連絡協議会 1名(会長)
・左京消防団 2名
・京都洛北ライオンズクラブ 4名(L山本、L廣瀬、L川久保、L須野原)

幹事 須野原 修二

岩倉 山岳救助及びハイキング案内板設置!

 

▶京都洛北ライオンズクラブ寄贈!岩倉 山岳救助案内板設置![京都市会議員/左京区]大西ケンジ
2018 年 12 月 2 日(日) ブログに掲載されました。 https://ameblo.jp/ohnishikenji/

岩倉明徳地域ハイキングコース「遭難救助用標識看板」 目録贈呈式

山岳事故・迅速な救助のために…
京都市内には,北山,東山,西山,京北などの主要なトレイルコースがあり,多くの方が登山を楽しまれています。
春・秋の季節には,ハイキング等の登山者が増加し,入山中に急病や転倒負傷等により自力下山ができなくなった,道に迷って動けなくなったなど,山岳救助事故も増える傾向にあります。
平成 29 年は,京都市内において 100 件の山岳救助事故が発生しており,平成 28 年と比べると 4 件増加しています。

また,平成 30 年 9 月以降,台風等の影響により倒木や崩落等の危険な箇所が多数生じており,それを原因とする遭難が発生している状況です。
しかし当クラブが「遭難救助用標識看板」を設置したエリアにおいては、遭難者が近くにある標識の番号を伝えることにより、救助隊が遭難場所に到達する時間が格段に早くなっております。
京都府警察が作成している左京山岳救助標識マップにも、当クラブ設置の看板が使用され、大きな社会貢献となっております。

山岳遭難救助訓練の様子

京都市消防局HP 下鴨警察署と合同の山岳遭難救助訓練を実施しました! より
http://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000220951.html