「こばのみつばつつじのトンネルを守ろう!」プロジェクト

京都 宝の森をつくる会
代表 髙谷 淳 様

「こばのみつばつつじのトンネルを守ろう!プロジェクト」支援金の贈呈

宝が池の山には、コバノミツバツツジが美しく咲きます。かつてはコバミツのトンネルと言われるほど見事でした。
今は春の花芽の時期ですが、トンネル内の花芽は少なく、シカの届く範囲にはほとんどといっていいほどありません。それどころか低い所にある枝の多くが枯死してしまっています。
ツツジは、一本の幹が枝を伸ばしながら大きくなるのではなく、根元から次々とシュート(萌芽)を出して更新していく生存戦略の樹木で、根元から生えてきた新しい枝が次々と枯れてしまうと、そのうち株ごと枯れてしまって、生きてゆけなくなります…。
シカに食べられてしまうというのはもちろんのこと、森が暗くなって日照不足になるのもツツジの環境には良くありません。ネットを張るだけでなく、剪定&伐採を行うことも重要となってきます。

2月第1例会(2/14) アクティビティ贈呈 「こばのみつばつつじのトンネルを守ろう!」プロジェクト防鹿柵の設置が完了し、京都新聞に掲載されました。
4月中旬頃には、トンネルの花も開花することでしょう