左京区広河原地域山岳ルート救助用標識設置

=今年の初雪は広河原で・・・=

平成29年11月24日(金)、我がクラブの継続アクティビティのひとつ、同種事業としては、左京区では大原地区・静原地区・鞍馬地区・八瀬地区・岩倉北地区に続き6番目の地域、右京区愛宕山を合わせると7番目の地域にあたります、左京区広河原地域の山岳ルートへの救助用標識設置に伴う簡単な建植式が、冬晴れの中行われました。

当日は、広河原杓子屋町の消防分団器具庫に集合。広河原消防分団員5名、広河原自治振興会長、花背駐在所のお巡りさん、左京消防団副団長、我々京都洛北ライオンズクラブメンバー4名で、広河原地域山岳ルートの入口のひとつに当たる「佐々里峠」へ向いました。佐々里峠は、標高700mを超えるというだけあって、下界とは別世界。風が身体にまともに当たり、寒くて寒くて・・・・。

ほんのしばらくの間でしたが、まるで冷凍庫の中にいる感じでした。昨夜か今朝か降った雪が足元に少しだけ残り、“今年の初雪は広河原の佐々里峠”ということになりました。

広河原杓子屋町の、消防分団器具庫に戻り、標識設置時のいつもの弁当、大原名物“山弁当”を皆で食べながら、色々と会話をしました。田舎生活の大変さや楽しさが中心でしたが、人々の暮らしを守っている消防分団員の目は、どことなく輝いている様にも思えました。

どの地域でも一緒ですが、山歩きハイカーの数が年々増加し、遭難の確率が増えています。そんな中、我がクラブの贈呈する標識看板が、遭難事故を減らし、救助時間の短縮につながっているという事を消防団は勿論の事、警察や交番からも聞き、地元自治会等などからも大変に喜ばれています。

左京区の大原地域を皮切りに、今まで合計300本を超える救助用標識が、京都洛北の山々から、右京区の愛宕山一帯にまで、行き届きました。
このアクティビティが、広くあちこちに響き渡りますことを願ってはやみません。

本日に先立ち、11月22日(水)の11月第2例会で、山岳ルート救助用標識の授与式が行われました。

 

幹事 須野原 修二