「愛宕山山道案内看板設置」

京都の西の名山「愛宕山」。京都市右京区嵯峨愛宕町と京北町の境にある標高 924 メートルの山で、山頂には非難除けで有名な愛宕神社があります。
最近、ハイカーや参拝者が増加し、脇道で道に迷ったり、タバコのポイ捨てからか、ボヤが原因で地元消防の救急出動機会が増えているとの事です。

当クラブの 6 年前のチャーターナイト 45 周年記念事業として、京都大原の山並・ハイキングコースに遭難防止を目的とした「遭難救助用避難看板の設置」事業を実施致しました。増え続けるハイカーや地元の消防、警察、自治会からも大きな賛同をもらい、大原を皮切りに、静原、鞍馬、八瀬、岩倉の京都洛北の山並に「遭難救助用避難看板」を毎年設置し、総計で 238 本になっています。

人命救助や道案内として大いに貢献していることが、ハイカー達のブログ等を通じ広まっています。
今年は、当クラブ会員、3R1Z のゾーン・チェアパーソン L 杉原が、ゾーンでの合同アクティビティを検討する中、京都平安 LC、京都橘 LC、京都北 LC、京都洛北 LC、京都洛央 LC の 5 クラブでも「遭難防止の設置」の事業を行うことに決定しました。

京都市消防局に相談に行き、京都の各行政区の消防署より情報提供してもらい、今回の愛宕山を管轄する京都市右京消防署、京都市右京消防団、と設置の協議を進めることになりました。また消防の各団体以外に、右京・西京山林防火対策協議会をも交えて事業を進めることになりました。一般的な標識形式の看板ではなく、今自分のいる場所が一目でわかる様、現在地番号の地図入りの看板としました。

5 クラブ合同で各クラブ 2 本ずつ合計 10 本のライオンズクラブ名入りの山道案内看板を製作し、3 月22 日、地元の消防関係者、5 クラブから会長幹事参加の元、内看板の贈呈式と、建植式が愛宕山登山ルート入り口で行われました。

地元の消防分団の協力を得て、愛宕山10カ所へ山道案内看板が設置されます。
愛宕山の安全を願う、5 クラブの力が結集した記念すべき事業となりました。

広報副委員長 須野原 修二