3R1Z合同アクティビティ 東日本大震災被災地復興支援報告

  東日本大震災が発生してから1年が経過した。昨年6月、当クラブの姉妹クラブ・盛岡不来方LC所属の332-B地区(岩手)ガバナーL相原文忠が入洛、6月第1例会に出席された折、ガバナーから直接に被災地の現況報告を受けて、長年に亘って被災地支援に取り組まなければならないと痛感した。

 2011~2012年度の幹事を仰せつかることになり、まず会長・幹事懇談会にて東日本大震災被災地支援活動を提案し、実施方法については3R1Z正副幹事会に一任してもらうことで承認を得た。
 早速、正副幹事会で検討した結果、年3回開催される合同例会(初例会・ガバナー公式訪問例会・新春例会)で「3R1Z合同被災地支援即売会」を実施することになり、各クラブ提供の商品を販売して義援金657,636円を集めた。この他、3R1Zで毎年行われている合同親善チャリティゴルフ大会でも278,475円の浄財が集まり、3R1Zゾーン・チェアパーソンL吉川哲朗(京都平安LC)や京都平安LCからの寄付もあって100万円の義援金を用意することができた。
 支援先については盛岡不来方LCと姉妹関係にある当クラブに一任されることになり、吉川ゾーン・チェアパーソンのご意向である「教育関係等に特化した支援先」ということで、岩手県下閉伊郡山田町内の9小学校が利用する体育施設の整備のために「山田町小学校体育連盟」に寄付することに決定した。

 去る3月29日(木)、吉川ゾーン・チェアパーソン、京都平安LC会長L石田とし子、京都橘LC会長L鳴海力之輔、京都北LC幹事L石川耕三、京都洛北LC会長L藤原守正の5名で、335-C地区ガバナーL足達靖彦に面会、義援金の目録を贈呈した。この目録は335-C地区ガバナーより332-B地区ガバナーL高橋晴彦経由で、山田町小学校体育連盟会長の佐々木道雄様(山田町立船越小学校校長兼務)に手渡されることになっている。

 この1年間を通して集められた5クラブからの浄財が、大きな組織へ漠然と寄付されるのではなく、支援先の顔が見えるところへ寄付できたことは意義あるアクティビティと感じていただけるのではないだろうか。皆さんのご協力に心から感謝申し上げる次第である。(幹事 岡村秀一)