大原地域ハイキングコース「遭難救助用標識」設置支援事業
京都市左京区大原地域では、中高年のハイカーが増える一方で遭難事故も毎年発生しており、地元住民の皆さんは遭難救助について長年悩んでおられました。
京都洛北ライオンズクラブの活動エリアであるため、大原消防分団、大原自治連合会の連名で当クラブに「遭難救助用標識」設置支援の要請がありました。クラブで検討した結果、地域性といい、また必要性、実効性といい極めて有効なアクティビティと考えて、当クラブのCN45周年記念事業として実施する運びになりました。
標識は高さ約1.5メートルの金属製で、山道で迷ったり、怪我をしたりして救助を求める時、標識の番号と色(黄・青・赤・緑)を携帯電話で連絡すれば、消防署が位置を把握できるようになっています。
大原消防分団のご奉仕で、平成22年11月14日・28日の日曜日にハイキングコース50ヵ所に標識を設置していただきましたが、地元の皆さん方のその志の高さに我々も感服いたしました。遭難事故が起きた場合には遭難者と救助サイドがこの標識を活用して、スムーズに救助活動が実施されることを願います。